こんな疑問を解決します。
クレジットカードの機能のひとつであるリボ払いは世間では良く思われていませんがカード会社は勧めてくるサービスです。
どちらの言い分を信じて使うか使わないか迷ってしまいますよね。
そんなリボ払いには勧められるメリットと落とし穴と言われるデメリット両方ともあります。
今回はリボ払いについて解説し、あなたが使うかどうか判断できるように導きます。
この記事で分かること
- リボ払いの仕組み
- リボ払いのメリット
- リボ払いのデメリット
- リボ払いと他の支払いの比較
目次
クレジットカードのリボ払いとは?
クレジットカードのリボ払い(リボルビング払い)は、購入金額や利用額に関わらず、毎月一定額を返済する方式の支払い方法です。
リボ払いを利用することで、高額な支出を分割し、月々の返済額を一定にすることができるため、予算管理がしやすくなるというメリットがあります。
しかしながら、リボ払いには特有のデメリットも存在するため、利用する際は十分に注意が必要です。
リボ払いの仕組み
リボ払いでは、利用者があらかじめ設定した毎月の支払額を基準に、利用残高に応じた手数料(金利)が加算されます。
参考
例えば、毎月の支払額を1万円に設定した場合、利用額が10万円でも20万円でも、月々の支払額は1万円となります。
ただし、利用残高が減るまでの期間が長くなるため、その分手数料が多く発生することになります。
リボ払いの魅力は、支払い額を一定に保つことで、月々のキャッシュフローを安定させることができる点です。
しかし、リボ払いの仕組みを理解せずに利用すると、手数料がかさんでしまうリスクがあります。
次からはリボ払いのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
リボ払いのメリット
リボ払いのメリットは以下の3点です。
- 毎月の支払いが一定
- 高額商品の購入がしやすい
- 返済期間の調整が可能
毎月の支払いが一定
リボ払いの最大のメリットは、毎月の支払い額が一定であることです。
これにより、月々の予算管理がしやすくなり、急な出費があっても安心して利用することができます。
特に収入が一定していない人や予算管理が苦手な人にとっては、大きな助けとなるでしょう。
高額商品の購入がしやすい
高額な商品を購入する際にも、リボ払いを利用することで、月々の負担を軽減することができます。
分割払いよりも自由度が高く、返済計画を立てやすい点が魅力です。
例えば、急な家電の故障や医療費など、予期せぬ高額な支出が発生した場合でも、リボ払いを利用すれば、月々の返済額を一定に保ちながら対応することができます。
返済期間の調整が可能
リボ払いは、毎月の支払額を変更することで、返済期間を調整することができます。
収入の変動に合わせて柔軟に対応できるため、無理のない返済計画を立てることが可能です。
例えば、ボーナス月に多めに支払うことで、返済期間を短縮することもできます。
リボ払いのデメリット
リボ払いのデメリットは以下の3点です。
- 手数料が高額になる可能性
- 返済期間が長期化する
- 利用残高の管理が難しい
手数料が高額になる可能性
リボ払いの最大のデメリットは、手数料が高額になる可能性があることです。
利用残高が減らない限り、手数料が毎月加算されるため、結果として総支払額が大幅に増えることがあります。
リボ払いの金利は一般的に高めに設定されているため、長期間にわたって利用すると手数料がかさんでしまいます。
返済期間が長期化する
毎月の支払額が一定であるため、利用残高が多い場合には返済期間が長期化します。
そのため、返済が完了するまでの期間が延び、手数料がかさむことになります。
特に大きな買い物をリボ払いで行う場合は、返済期間が予想以上に長くなることがあるため、注意が必要です。
利用残高の管理が難しい
リボ払いを利用すると、毎月の利用残高がわかりにくくなります。
これにより、計画的な利用が難しくなり、結果として過剰な借り入れをしてしまうリスクがあります。
利用明細を定期的に確認し、現在の残高や手数料の状況を把握することが重要です。
リボ払いの安全な利用方法
リボ払いを安全に利用する際には、以下のポイントに注意することが重要です。
- 毎月の支払額を慎重に設定
- 利用明細を定期的に確認
- 一括返済を検討
毎月の支払額を慎重に設定
リボ払いを利用する際には、毎月の支払額を慎重に設定しましょう。
無理のない範囲での支払額を設定することで、手数料の増加を防ぎ、計画的な返済が可能になります。
特に初めてリボ払いを利用する場合は、少額から始め、徐々に支払額を調整していくことがおすすめです。
利用明細を定期的に確認
リボ払いを利用する際には、定期的に利用明細を確認し、利用残高や手数料の状況を把握することが重要です。
これにより、過剰な借り入れを防ぎ、計画的な利用ができます。
利用明細を確認する習慣をつけることで、無駄な出費を見直し、効率的な返済計画を立てることができます。
一括返済を検討
リボ払いの利用残高が増えすぎた場合には、一括返済を検討しましょう。
一括返済をすることで、手数料の発生を抑え、総支払額を減らすことができます。
また、一括返済を行うことで、借り入れ状況をリセットし、再度計画的な利用を始めることができます。
リボ払いと他の支払い方法の比較
リボ払いは気を付けなければならない点もありますがメリットもある便利な支払い方法です。
では実際他の支払い方法と比較してどのような特徴があるのでしょうか。
メジャーな支払方法である一括払い、分割払いと比較しました。
一括払いとの比較
一括払いは、購入時に全額を支払う方法で、手数料が発生しない点が魅力です。
しかし、大きな出費が一度に発生するため、月々の予算管理が難しくなることがあります。
一方、リボ払いは毎月の支払額を一定に保つことができるため、予算管理がしやすくなります。
分割払いとの比較
分割払いは、購入金額を数回に分けて支払う方法で、リボ払いよりも手数料が低い場合があります。
しかし、分割払いは支払い回数が決まっているため、柔軟性に欠けることがあります。
リボ払いは支払い回数を自由に設定できるため、収入に合わせて返済計画を調整しやすい点がメリットです。
まとめ
リボ払いは、毎月の支払いを一定にすることで予算管理がしやすくなる便利な支払い方法です。
しかしながら、手数料の増加や返済期間の長期化といったデメリットも存在するため、利用する際には十分に注意が必要です。
リボ払いを賢く利用するためには、毎月の支払額を慎重に設定し、定期的に利用明細を確認することが重要です。
また、過剰な借り入れを防ぐために、一括返済を検討することも有効です。
リボ払いを上手に活用し、計画的なクレジットカード利用を心がけましょう!